2×材と専用金具を使えばだれでも日曜大工が楽しくなる

2×材と専用金具を使えばだれでも日曜大工が楽しくなる

DIYに興味はあるんだけど、経験はほどんとゼロ。そんな人におすすめしたいのが2×材を使った制作です。専用金具で木材を接合するこの方法は、穴あけやホゾ切りなどの面倒な加工が一切不要なビギナーの強い味方。今回はそのメリットと活用法をご紹介しましょう。

初心者のために生まれた2×材工法

最近日本でも広く知られるようになった2×4(ツーバイフォー)。名前の由来は主に使用する木材が2インチ×4インチの断面をもつところからきたものです。 2×4の歴史は北米大陸のフロンティア時代にまでさかのぼります。大工さんも住宅メーカーもない大地で、開拓者たちが丈夫で質の高い住まいを自分の手で作れるように、と開発されたこの工法は、アメリカやカナダでは住宅建築の主流。現在も新築住宅の95%は2×4が占め、しかもその15%は素人の自作とというから驚きです。 まさにドゥ・イット・ユアセルフ(DIY)の精神を象徴する工法といえるでしょう。

2×材はDIYでも大活躍

もともと住宅建築用に開発された2×4ですが、その使いやすさはさまざまな場面に応用可能。そのため最近はDIYの世界でも2×材人気が高まっています。これには多くのホームセンターで2×材コーナーが設けられ、一般ユーザーが手軽に買えるようになったことも手伝っているようです。 2×材がいちばんのメリットは安価なこと。安さの理由は、サイズが規格化されているため大量生産が可能だからです。 また丈夫で品質が安定しているため、どんな目的にも安心して使えるのも大きな利点。ガーデンベンチ、柵、テーブル、ウッドデッキ、作業小屋など、小さな木工作品から大物エクステリアまで、いろんな制作が楽しめるのです。

面倒な加工作業を省いてくれるコレクター

2×材での制作で欠かせないのがコネクターと呼ばれる接合金具。「誰でも簡単にできる」2×4では木材に余分な加工をせず、コネクターを使ってどんどん接合していくもです。2×材を扱っているたいていのホームセンターでは、材料を希望の長さにカットしてもらえますから、あとはコネクターでつなぐだけ、というわけです。 たとえば二本の角材を垂直につなげたい場合、従来なら穴を空けたり削ったりといった熟練の技術のいる作業が必要でした。でもコネクターを使えば、木ネジと電動ドライバーだけで、あっという間に正確な角度で接合できてしまいます。もともと住宅建築に使われていただけあって、強度も抜群。コネクターを使うと柵もベンチも頑丈そのものの作品に仕上がります。

あらゆる接合場面に対応できるシンプソン

コネクターの代表的なメーカーと言えば「シンプソン」。DIY雑誌などではコネクターではなくシンプソンが一般名詞になっているほどで、その信頼度の高さは他を圧倒しています。 シンプソンのコネクターにはあらゆる接合場面を想定して、豊富な種類がそろっています。その数なんと200種類以上。 かなり複雑な構造にも、ぴったりのコネクターが用意されているので、プロからも「こんな便利なものがあるならもっと早く使えばよかった。」という声もよく聞かれるそうです。 これから2×材でのDIYにチャレンジしてみたい方は、まずはどんなものが作りたいのか一度ホームセンターで相談してみてはいかがでしょう。 きっと「難しそうだから・・・」とあきらめていた世界が、ずっと身近なものになるはずです。

接合場面に応じてたくさんの種類がそろったシンプソンコネクター。つくりたい作品に合わせて最適なコネクターを選んでください。2×材にもいろいろありますが、厚さが統一されているのがミソ。設計も楽になるし、コネクターでピタリとつなげられるのもそのためです。

2×材の種類

2×4(ツーバイフォー)‥‥‥‥38mm×90mm
2×6(ツーバイシックス)‥‥‥38mm×140mm
2×8(ツーバイエイト)‥‥‥‥38mm×190mm
2×10(ツーバイテン)‥‥‥‥38mm×242mm
2×12(ツーバイトゥエルブ)‥38mm×292mm