くさびロックボルトは、ボルトの谷部に傾斜面(くさび面)を設けたゆるみ止めのボルトです。 このくさび面が、ナットのねじ山に当たる事で、ボルト単体でも大きなロック効果を生みます。

傾斜面（くさび面）を備えた特殊な谷底形状がくさび効果を生みがっちりロック。ボルトを着座まで手で挿入できるフリー・スピニング・タイプで高い作業性をお約束します。

ゆるみ止めの為に行っていた接着剤の塗布作業を無くし、お客様の作業性アップに貢献します。他のゆるみ止めの製品と比較しても圧倒的な作業性の良さがあるボルトです。

構造・製法、ともにシンプルそのもの。現在その他のゆるみ止めボルト又は接着剤をご使用のお客様のコストダウン提案ができます。

ロック効果の原理

谷部の非対称なねじ山が特長。くさび面を利用して強力なゆるみ止めの効果を発揮。

ボルト嵌合状態

《フリー・スピン状態》手で軽く挿入できます。通常のボルト同様、締結トルクをかけるまでは摩擦は発生しません。《ロック状態》ボルトが着座し、トルクがかかるとくさび面がナットねじ山頂に接しがっちりロックします。