基板取付ねじ

基板の取付けに特化した新しいねじで基板のショートを防ぎます。「一般用」「大判用」の2種類を取り揃えております。

特徴
基板に優しい
傷付けにくい座金を使用、接点やGDの傷付き防止
ウィスカ対策
ウィスカ対策されためっきを施し、発生を抑止
熱サイクル対応
熱膨張率の差による基板のひずみを防止
基本仕様
基板取付ねじとは
十字穴付きなべ小ねじ+ばね座金+平座金が基本形です。平座金の角をJIS規格品より丸くすることで座金が基盤に食い込みにくい設計。接点やグランドを傷つけることを防止します。
清浄度 検査結果(ISO16232)
座面のエッジが刃物のように接点やグランドを削り、0.1mm以上の導電性異物を発生させてしまう事もあります。基盤取り付けねじを使用することで、0.1mm以上のコンタミ量を約80%減少させることができます。
ウィスカ対策
ウィスカの原因である、皮膜内の内部応力(原動力)を発生せずにめっきを施すことで、ウィスカの発生をゼロに。
一般用
薄板に締結可能
大判用
ヒートサイクル試験
大判用基板取り付けねじを使用すると、基盤へのひずみが軽減可能
大判用基板取り付けねじの構造
粘着材料のワッシャーが、基盤に対する振動や熱ひずみを吸収。基盤に加わる応力を最小限にすることで基板の破壊を防ぐ